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第2回コマ大戦ホーチミン大会
2015/10/14
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コマ大戦・ホーチミン大会実行委員会とESUHAI社が共催する第2回コマ大戦ホーチミン大会が2015年10月10日、メタレックスベトナム内の特設会場にて開催されました。

コマ大戦ホーチミン大会にはベトナムで機械加工・製造を行う企業、大学、専門学校などを代表する20のチームが参加しました。大勢の観客、応援者のほか、在ホーチミン日本国総領事館首席領事矢ケ部義則様、JETROホーチミン事務所所長安栖宏隆様をはじめとする来賓の方々にもお越しいただきました。 
大会の開始に先立ち、ESUHAI社社長はスピーチを行い「この大会は金属加工業者が自社の製造技術、設計能力を日本やベトナム国内の企業にアピールする機会です。ESUHAI社は第2回コマ大戦ホーチミン大会を共催できたことをとても光栄に思います。日本、ベトナムの裾野産業企業の皆さん、大会を通じて交流を深め、取引のチャンスを広げ、技術移転や生産能力向上のための関係を築く機会にしてください。」
各企業が持つ技術を結集させた直径20mm以下のケンカコマというのがコマ大戦の参加条件で、本大会は来年日本で開催される世界コマ大戦のベトナム代表を選出するための予選大会です。新たなものづくりへの知識や発想を得るだけでなく他の参加企業や観戦者と交流を深めるなかで自社の製造技術をアピールする機会でもあります。
試合のルールは各チームが1対1で戦い、相手チームのコマを土俵の外へ出すか、先に止めることができたら勝ち、2連勝したら試合終了です。
観客の熱心な応援の中、各チームの試合が次々に行われました。両チームの投手ともコマが速い回転で安定して回り続けるよう全神経をコマを回す指先に集中させていました。土俵はコマ同士がぶつかり合うように真ん中が少しくぼんでいます。このような対戦形式の試合では設計技術の優れたコマが勝ちます。一日の勝負の結果、勝利はHOANG  AN精密機械加工会社のHOANG ANチームが手にしました。2位はホーチミン市工業大学、3位はラックホン大学でした。
優勝杯、世界コマ大戦への出場権、記念品を手にしたHOANG ANチーム
今回のコマ大戦ホーチミン大会2015についてESUHAI社は、賞、土俵、参加者の名札、対戦表などのデザイン、会場の設営、背景幕、カタログなど、準備の段階から当日の開催まで全面に渡って実行委員会とともに準備し、運営しました。行司(審判)、司会、進行などESUHAIのスタッフが積極的に勤めました。

コマ大戦実行委員長(右から2人目)とESUHAI社社長、スタッフ
行司を務めるESUHAI社社長補佐
実行委員会と参加チーム
第2回コマ大戦ホーチミン大会は、ベトナム裾野産業に対して積極的な働きかけができたと思います。ESUHAI-KAIZEN吉田学校は、日本で開催される世界コマ大戦2016の成功もお祈りします。


コマ大戦2015の動画

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