受験日が迫ると焦りますね(汗)。皆さん、日本語能力検定試験の準備はいかがでしょうか?
合格できるために、勉強の努力が欠かせませんが、日本には「合格に縁起の良いものを食べると、より円滑に受験できる」という説があります。
受験する前に何を食べればいいでしょうか?
縁起面では、「ごうかく」「すべらない」「かつ」など、受験によい「言葉」が多いです。
日本人の若者に人気な縁起の良い食べ物を紹介します。
カツ丼
受験者の定番のメニューです。
「カツ=勝つ」の語呂合わせで「勝ちを呼び込む」という意味を含まれています。
おかかのおにぎり
「おにぎり」は「おむすび」とも呼びます。合格へ「結びつける」という意味合いから「受験に縁起の良い食べ物だと思われます。
おかかは「かつお節」のことで「かつお=勝つ」。
たこ焼き
たこは「多幸」という意味合いです。
受験する前にたこを食べますと、たくさんの幸せが来てくれ、試験の結果も良くなると願う人が多いです。
ウインナー
ウインナーはローマ字で表示すると、WINNER(勝者)となります。
受験者の中で「winner」になれるようにというお願いで、縁起の良いものとして見られます。
キットカット
キットカットはネスレのチョコレート菓子の名前です。KITKATの言葉は「きっと勝つ」という意味だと思われ、受験者の定番のお菓子となっています。
海外にも非常に人気です。
では、12月の日本語能力検定試験に皆さんがいい結果に結びつけますように!!!
日本の誇らしい文化、日本庭園。
今回のKAIZEN便りで、一緒に日本庭園について話したいと思います。
① 日本庭園の概要:
日本庭園は、単に景観を楽しむところだけにとどまらず、様々な思想・実用的な機能を持っています。
生垣や花壇を中心とした左右対称の人工的な美しさを追求している西洋の庭園のに対し、 日本庭園は、自然の景観を理想化して作り、人間の理想郷を追求する「象徴的庭園」です。
日本庭園は不等辺三角形になるような形が多いです。これは、生花の三才型に表す「天」、「地」、「人」という宇宙の中での三つの最も重要な要素の考え方と同じです。
② 日本庭園の四大要素:
水 日本庭園に、池や蹲(つくばい)などの「水」に関するものがよく見かけられます。
水は命の起源が宿っているものです。それは「母」という絶対的な存在を象徴させているものです。
石 古来より日本人は自然物には全て霊が宿ると信じて、信仰の対象としてきました。日本庭園の主役となる大きな石ですが、「先祖」、「霊魂」、「永遠」、「禅」という意味を含めています。
植栽 植物は、四季とともに成長し、歳月とともに枯死してゆく「生き物」です。日本庭園の木というと、「松」がよく連想されています。松は永寿の象徴で、とてもおめでたい木です。
景物 灯篭など、人工的に作られたものの総称です。
自然物に囲まれた日本庭園にあって、唯一配されたこの人工物はとても美しいもので、人間の創意工夫を表すものです。
③ 日本の名園
兼六園(金沢) 龍安寺(京都)
金閣寺(京都) 銀閣寺(京都)
チャンスがあれば、日本の美しさを代表する日本庭園を眺めに出かけませんか?